著者のアトピー予防研究

著者のアトピー予防研究の出発点は,なぜ 先進国で生まれた子ども達に過去一世紀の間 にアレルギー疾患が激増したかを疫学的に検 討することだった。
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その時点では母子間の腸 内細菌層の受け渡しが不足して主に獲得免疫 の成熟が損なわれると仮定して,乳幼児期の プロバイオティクス投与を提唱した。