《文献10》 Ozdemir O. ”Various effects of different probiotic
strains in allergic disorders: an update from laboratory and clinical data.” Clin Exp Immunol. 2010 Mar 16.
アレルギーのない子どもではビフィズス菌と乳酸桿菌が優勢な腸内細菌である一方で、アレルギーを持つ子ど
もの腸内では健康児に比べて、クロストリデュー ム属が優性で、ビフィズス菌の生存が少ないことが疫学的に証 明されています。プロバイオティクスとは、腸内細菌叢に対して宿主に有益な恩恵を与える生きた 微生物のこと で、その代表が乳酸桿菌です。腸内細菌叢がプロバイオティクスによって強化されると、アトピー性皮膚炎の予
防に相関する事がわかっています。