乳酸菌効能についてのお話。
まずは、ビフィズス菌は実際に医療現場で活用されております。
順天堂大学佐藤信紘名誉教授の記事転載
「体重2500グラム未満の低出生体重児にビフィズス菌を与えると、発育が促され、健康に育つことがわかっています。赤ちゃんに特定のビフィズス菌が非常に重要であるというのは国際的に認知されていて、さまざまな乳児医療や保育の現場でビフィズス菌が利用されています」
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通常、生後一週間の赤ちゃんの腸内フローラ(腸内細菌叢)は90%近くをビフィズス菌が占めるが、低出生体重児の場合、腸管が未発達でビフィズス菌の定着が遅れがちだ。そのため免疫力が低く、壊死性腸炎や敗血症など重度の感染症・合併症を起こしやすいとされております。