アトピーに乳酸菌が良いと言われていますが、本当に医学的な証拠はあるのでしょうか?
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この質問に対する明快な回答は「乳酸桿菌とビフィズス菌には赤ちゃんのアトピーを予防する効果があります。妊娠中、授乳中の母親と生まれた赤ちゃんの両方が一定期間(合計7ヶ月以上)、生きた共益性乳酸菌プロバイオティクスを毎日きちんと飲んだ場合に、アトピー性皮膚炎の発病率を半分以下程度に下げる効果が確認されています。
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しかし、発病後の治療効果については疑わしく、確固たるアレルギーへの治療効果を支持する統合的な実験データは、残念ながら今のところまだ出されていません」というところが妥当性のある正しい回答だと思います。
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アトピーやアレルギーに対する乳酸菌プロバイオティクスの効果は、現実より過度に期待されすぎていて、「効く効くと言われて使ってみたけれど、全然変わらなかった…」と、逆にインチキ臭くなっている気がするのは私だけではないでしょう。
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そこで、今回はアトピーに乳酸菌プロバイオティクスが良いという、本当の医学的根拠を紹介しようと思います。
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