実験結果
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乳酸菌不足はただ単に新生児期の腸内環境として子どもが自分で免疫を成熟させることに悪影響を与えるだけではなく、母親の胎内にいるときから既に胎盤を通じて胎児の免疫調節に関与しているという学説が生まれることになります。
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このことは、北欧の多くの実験が主張している妊娠末期からの母親へのプロバイオティクス投与では遅い可能性があり、妊娠がわかった時点あるいは妊娠を準備する時点で母親がプロバイオティクスを飲み始める方が、より確実に子どものアレルギーを防ぐ効果に結びつく可能性が有ると考えられます。
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小生が提言している《母親は出産前1ヶ月に生きた乳酸菌粉末を飲みましょう》ではなく、《お母さんは未来の子どものために、妊娠がわかった時点から、あるいはお母さんになる準備として妊娠前から、生きた乳酸菌粉末を飲みましょう》という提言が将来的にはより現実的な《子どものアレルギー撲滅キャンペーン》となるのかも知れません。