プロバイオティク(乳酸菌を添加した牛乳)を摂取する

スウェーデン・Sahlgrenska University HospitalのMahsa Nordqvist氏らは、ノルウェーの妊婦を対象としたコホート研究で、プロバイオティクスミルク(乳酸菌を添加した牛乳)を摂取する時期が妊娠高血圧腎症と早産に与える影響について検討した。
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その結果、乳酸菌添加牛乳の妊娠後期の摂取は妊娠高血圧腎症の低リスク、妊娠早期の摂取は早産の低リスクと関連していたとBMJ Open (2018; 8: e018021)に報告した。
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乳酸菌添加牛乳摂取時期の効果を検討 "プロバイオティクス"は乳酸菌など「十分な量を投与された際に宿主に健康上の利益を与える生きた微生物」と定義される。ノルウェーでは、プロバイオティクスを添加した乳製品が一般的に流通し、広く入手可能である。