原著は Ji G.E.: Probiotics in primary prevention of atopic
dermatitis : Forum of nutrition 2009; vol.61, pp117-128 で、主として2000年以降に発表された、プロバイオティクスによるアトピー性皮膚炎の初期予防に関連する約40編あまりの英文医学論文のレビュー(総説)記事である。
レビュー記事を総説すると、ビフィズス菌、アシドフィルス菌等のプロバイオティクスのアレルギー疾患予防効果は、これらの菌の生きた状態での凍結乾燥製剤を、1種類の菌よりも多種類の菌を混合した製剤として、乳幼児期早期に、両親にアレルギー素因があり、母親が周産期から授乳期を通じて内服した場合に最も効果的であるとの暫定的な結論が導かれると思う。
手前味噌な解説ではあるが、私が取得した【アトピー性皮膚炎を予防する保健食品】の特許がそのものズバリであり、今回発売されている特許の乳酸菌はあらゆる意味で理想的な製剤だと、改めて自信を持った次第であります。