自分の子どもに出来ない診療は基本的に誰にもしない

1996年平成8年は私にとって忘れられない年でした。この春に我が家に4人目の子どもが誕生しました。産前産後に妻が体調を崩し毎朝3人の子供達に朝食を食べさせてお弁当を作り学校と幼稚園・保育園に送り届けてから仕事に通った日々が懐かしく思い出されます。家族の絆と協力の大切さを改めて感じた年でした。
4月に生まれた末娘には出生直後から通常量の数倍のビフィズス菌とビタミン剤が投与されました。上の子供達で各年齢の試験は済んでいましたが新生児は初めてです。結果は大成功◎お肌ツルツル今では素肌美人の小学生です。
『自分の子どもに出来ない診療は基本的に誰にもしない』 私は4人の子どもの父親として、親がわが子を愛する気持ちを大切にして、クリニックに来る全ての子供達を我が子のように愛情を持って診療してきました。末娘の実験の成功のあと私はクリニックで乳児へのビフィズス菌投与を開始しました。それから10年で私の周囲から殆どアトピーが消えたのです。この予防方法が発見される以前に発病してしまい今でもアトピーの治療に私のクリニックに通院する方には気の毒だったと遺憾に感じています。私がこの手で世界からアトピーを無くす事で償ってゆく決意でいます。
私はこの発明を広く世界中の人に使ってもらい、日本中でアトピーの発病を子供の内に予防して無くす為にこの予防法を特許として申請しました。