東京大学医学部付属病院小児科学教室で研修

東京大学医学部付属病院小児科学教室で研修を重ねた後、小児科臨床医として開業、アトピー性皮膚炎の撲滅の為の研究をライフワークに選んだ。この研究の中で、出産時の感染症対策が整った地域で乳幼児の死亡率改善と反比例してアレルギーが増加している傾向に着目、腸内細薗の異常が免疫機能の司令塔として重要な役割を果たすTリンパ球の成熟を遅らせ、アトピー発症の原因になることを突き止めた。さらにブレーベ菌などの善玉乳酸菌を乳幼児に1日2百億個以上投与することで腸内環境を正常に保てることを発見した。